ネパール月で8月は「バドラ」。雨季の時期が終わりを迎え、快晴の日が増えてきます。 この地域ではまだ毎日パラパラと雨が降っています。しかし、「はなのいえ」から時々きれいな山々が顔を覗かせます。先週の金曜日は、青々とした美しいヒマラヤ山脈の姿を見ることができました。豊かな自然は幸せな気持ちにさせてくれます。

「はなのいえ」があるアスタムはポカラの西北に位置し、村人の90％が農業で生計を立て、数％の人たちは海外へと出稼ぎに出ています。今の時期、この地域はちょうどとうもろこしの収穫の季節。とうもろこしは村人の主食でもあります。仕事に出た際のお昼ご飯や家での食事などとうもろこしを使い様々な料理をつくります。 普段は、バターを使いポップコーンをつくり、牛乳と共にいただきます。シンプルな食べ方としては茹でたとうもろこしを、お米の代わりとして食べ、ネパールではこれを「マカイ　コ　チャカヤ」と呼んでいます。むいた皮（ブットゥラ）は、冬場の家畜の餌になり、村人は、次の種まきの時期のために種を保存します。

「はなのいえ」では、毎年70kgの収穫があり、お客様にポップコーンや茹でとうもろこし（ウシャネ　コ　マカイ）としてお出ししています。また、壁に吊るし乾燥させ、保存します。収穫を終えた後は、他の野菜を植えます。