パーマカルチャー リゾート 「はなのいえ」
「はなのいえ」があるアスタムは、ポカラの街から約17kmの位置にある小さな村。パーマカルチャーの農場と併設された小さなリゾートが「はなのいえ」です。ここからは、ヒマラヤの山々をはじめ、眼下に広がる川と村々、その向こうには壮大な7000m級のヒマラヤ連山を180度望む事ができます。「はなのいえ」の広さは、5ヘクタール。農場は、南から北に傾斜する丘にあり、季節の野菜を無農薬で育て、建物は、伝統的な手法と自然素材を用いてつくられています。
パーマカルチャー
パーマカルチャーとは、パーマネント（永久な）、アグリカルチャー（農業）、カルチャー（文化）を組み合わせた造語でオーストラリアのビル・モリソンらが提唱した自然と人間が継続可能な環境をデザインする手法です。
アスタムについて
「はなのいえ」のあるアスタムは、標高1400mの小高い丘。アスタムの村には、80の家とブラーマン、タマング、パリヤール、ネパリなど多民族の人たちが約300人暮らす村で、特にブラーマン族が多い村です。
現地情報
ベストシーズンは、9月中旬から5月上旬。乾季で天候が安定し、「はなのいえ」からヒマラヤ連山を望むことができる季節。この期間には、ダサインやティハールなどネパールの人々が大切にするお祭りや農作物の収穫、色とりどりの花が咲く時期でもあります。
アクセス
「はなのいえ」へは、登山道入口のミランチョークからの山道をジープで登ることもできます。しかし、おススメはいくつかの村や人々の生活を身近に感じながら歩く約2時間のミニトレック。山道は、山に暮らす人たちの生活道。時間帯によっては、登下校の子どもたちと一緒になることや水牛を連れて畑の仕事に向かう村人とすれ違うこともある道のりです。歩いている途中には美しいヒマラヤの姿や段々畑などを望むこともできます。