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はなのいえ

Staff's Blog

アスタムの村へのハイキング


CATEGORY: ハイキング

A villager in Astam

アスタムの村人

こんにちは。リリットです。前回の「はなのいえへの道」は楽しんでいただけましたか?今回は、第二弾として「アスタム村のハイキング」を紹介します。

研修の合間、はなのいえのスタッフのドゥルガさんは、私たちをアスタムの村にある実家に連れて行ってくれました。アスタムは、人口300人の小さな村で、畑仕事が村人の生活を支えます。

はなのいえを出て、緩やかな坂道を上っていくと、雨季の恵みを受けてきれいな緑になった棚田が広がっていました。この緑は、強い日差しの暑さを冷やしてくれました。10分ほど歩いていくと、緑に覆われた小さな階段道に到着しました。この緑のトンネルを通り抜けると、アスタムの村が広がりました。

Way to Astam Village

アスタムの村への道

さらに山道を上がっていくと、山頂にある村唯一の学校に着きました。ここで、ドゥルガさんの奥さんが校長先生を務めています。校内に入ると、突然低学年生数人が私に「Come. Come.」と言いながら、私の手を引っ張って、教室に連れていきました。ちょうど、踊りの授業で、先生が歌う伝統的な山の歌で、みんなと踊って、楽しい時間を過ごしました。

Students in Astam School

伝統の歌に踊っていた小学生たち

授業に飛び入り参加させていただいた後に、学校の奥にある崖から、下の町や田んぼの景色を眺めながら、山の反対側へ進み、ドゥルガさんの実家に着きました。お父さんが縁側に座って、ゆっくりと時間を過ごしていました。去年ポカラの町に移住しましたが、やはり山での生活が恋しくて、アスタムに戻ってきたそうです。確かにこんな静かな村でゆっくり過ごせるお父さんは幸せだなと思いました。

View From Cliff from Top of Astam

アスタムの頂上で見た景色

お父さんに別れの挨拶をし、村を通り抜けながら、来た道とは違う別の道で「はなのいえ」に下りました。1時間半のハイキングでしたが、面白くて楽しかったです。はなのいえに来る機会がありましたら、ぜひスタッフと一緒に村を散策してはいかがでしょうか。

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