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はなのいえ

Staff's Blog

伝統的な水牛とヤギの餌


CATEGORY: ファーム

feeding kudo to buffalo

おはようございます。3月も半ばになりましたね。少しずつ暖かい日が多くなってきました。 青空が広がり、ヒマラヤがよく見えています。

今回は、「はなのいえ」で産まれた子ヤギたちや水牛への伝統的な餌やりについてお話しします。

通常、アスタム村の各家庭にはヤギや水牛がいます。村人にとって水牛は日常生活に欠かすことのできない大切な存在です。水牛に畑を耕してもらい、水牛からミルクをいただき、土の肥やしになる堆肥をつくります。その一方、ヤギは飼育して市場で売り収入源とします。

「はなのいえ」では2頭の水牛と5匹のヤギ、4匹の子ヤギがいます。餌は、草の他にとうもろこしの粉と少量の塩をお湯で溶かし、最後に水を加え温度調節した物を与えます。ネパールではこれを「クド」と呼び、古くから与えられている伝統的な餌でとうもろこしを与えることでミルクの出が良くなります。初めにこの餌を与え、その後彼らの主食である草をあげます。

早朝には、水牛の乳しぼりをします。ミルクからはバターやヨーグルトをつくります。 水牛のミルクは、牛のミルクより油分が多くクリーミーでとてもおいしいです。

次回もお楽しみに!

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