お母さんのひざの上は、子どもにとって初めての学びの場。大きくなるにつれ、歩き出し、学校へと通うようになりますが、正式に学校に行く前に彼らはすでに家庭で多くのことを学んでいます。

先進国では、1歳になると親が仕事に出ている間、幼稚園へ預けられると聞きます。ネパールでは都市部では同様ですが、アスタムのような村では農業をなりわいとしている人も多く、畑が繁忙期の時期は、子どもたちを学校へ預け、幼稚園のような役割をはたします。はなのいえがあるアスタムにも学校があり子たちを預かっています。

アスタムには、Shree Bhumeshwor Lower Secondary Schoolという名の学校があります。海抜1,400mの高さにあり、アスタム村の頂上、一番高い場所にある学校です。学校からは、壮大なヒマラヤ山脈のアンナプルナ連邦（7,000～8,000ｍ級）やマチャプチャレ（6,993m）が眺望できます。学校には小学生以下のクラスもあり、3歳～15歳が元気に通っています。

はなのいえに来た際には、ぜひこの学校へもお寄りください。お声がけいただければ、はなのいえのスタッフがご案内いたします。また、はなのいえから学校までの道のりは、村の中を通って行きますのでネパールの人々の生活を垣間見れる機会です。村の子どもたちにどこから来たか、あなたの国の話などもぜひ聞かせてあげてください。次のお休みはネパールへお越しになりませんか？