マスタード(からし)の収穫
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朝は曇っていましたが、美しいマチャプチャレの山と共にアンナプルナ連峰が顔をだし、低い山肌には青々とした緑、眼下にはラチョックの谷に緑色に彩られたとうもろこし畑が広がっています。数日前はにわか雨もありました。
4月は、ネパール月で’バイシャク’といいネパールでも春の季節です。この時期は、マスタード(からし)の収穫時期。はなのいえの周辺でもその光景が見れます。ネパール料理にマスタードオイルを使うこともあり、身体に良いと言われています。また、緑のマスタードは、おいしく、野菜としても人気があります。ネパール漬物の’アチャール’の原材料としても使われ、もちろん村人の収入源にもなります。
ネパール月の’マンシル’にあたる11月、12月はマスタードの種付けの季節。小麦と一緒に種付けされます。マスタードを収穫した後はとうもろこしを育てます。マスタードは、はじめは緑色、花の季節には黄色に彩り、美しい移ろいを見せてくれます。 種の収穫は、女性が足踏みしながら稲穂から種を取り収穫していく様は、とても面白いですよ。